
【建物(モノ)はなぜ?壊れてしまうのか? その6】
~世の中99.9%は仮説の世界~
いま話題になっている本に「99.9%仮説」(竹内薫 著 光文社新書)
という本があります。その中で著者の竹内氏は
【科学だけでなく、わたしたちをとりまく世界も、
実は仮説に満ちあふれています。親から教わることも、
教科書に載っていることも、だれもあたりまえだと思っている
常識や習慣や定説も、ぜんぶがぜんぶ、ただの仮説にすぎないのです。
そして、仮説であるからこそ、くつがえすことも可能なのです。
なぜ、飛行機が飛ぶのか?さえ、しくみはよくわかっていない。
表面上は科学的な説明がなされているよにみえても、
実のところ、一般に知られている「飛行機が飛ぶしくみ」には
「科学的根拠」がまったくない。(以上「99.9%は仮説」より抜粋)】
いま、建設されている高層ビルなどの建築物は、
地震に対して本当に安全なのか?
わたしには安全であろうと言われているだけで、現実は
地震が起きてみないとわからない!
としか言えません。
また、わたしたちにとって大切な食の安全についても
同じようなことが言えます。国が定めた色々な科学物質の
含有基準も、そのレベルまでは人間の体に悪影響を及ぼさない
であろうという、あくまでも仮説の話です。
世の中の仕組みは
「仮説のはなしで成り立っている!」
これは重要なキーワードです。
以上、思いつくいまま、「モノ」が壊れるシステムを、
「建物」と「人間の体」とを重ね合わせて考えてみました。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
参考引用文献
「ビルはなぜ建っていろのか壊れるのか」望月重 著 文集新書
「構造の世界」J・E・ゴードン 著 丸善
「巨大高層建築の本」高層建築研究会編 日刊工業
「ものが壊れるわけ」マーク・E・エバハート 著 河出書房新社
次回はエピローグ「蜘蛛の糸の不思議」と言うテーマでお話します。