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【トラブル事の交渉!相手を納得させる為のヒント! その6】

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【トラブル事の交渉!相手を納得させる為のヒント! その6】

~「説得」ではなく「納得」させて決める!~

最終的に相手との交渉を詰めるとき、「イエスかノー」か
「右か左か」のような二者選択を、一方的に
迫ってはいけません。交渉事は[相手を説得するのではなく、
納得させる]ことが絶対に必要です。

たとえば、家賃の滞納者などに対して、この人には人との交渉は
無理であろう思われる専門家や大家さんを、わたしは多く見かけます。

そのような人々は法律論や正論のみで、ただ「あなたが悪い!」
「早く支払ってくれ!」と言うのみで、相手の立場や考えを
理解しようとはしません。

また、よく自分の社会的な立場(ランク)を利用し、
無理やり交渉事を進める人がいます。これは絶対にいけません。

※「人は年齢・性別・地位・学歴・経済・健康・民族などによって、無
意識にランクづけされている」といわれています。
(A・ミンデル著「紛争の心理学」講談社現代新書)

ランクは属性や社会的な序列できまり、簡単には変えられません。
困ったことにランクは無意識に働くため、
なかなかなくす事も出来ません。

人は説得されていると思うと、ついそれに反発したくなります。
人間は自分自身で物事を決めたい生き物であり、
他人に決定されるのをとても嫌います。

説得される事は自分が相手より劣っていることになると考え、
プライドが大きく傷つけられます。そうならない様にするには、
「相手の立場を正当化してあげる」「逃げ道を作ってあげる」
工夫も必要です。

また、説得していることを相手に悟らせないことも必要です。
その為には相手が納得できるような

「客観的基準」

を示すことが必要になります。

たとえば、「裁判になったらどのような判断が下されるのか?」など
客観的基準を示すと、人は納得しやすくなります。

納得させるとは、最終的に「自分で判断をさせる」と言うことです。
わたしの場合、相手を納得させる場合には、2~3の選択肢を示し
「最終的にはご自身で判断してください」というスタンス
を必ずとります。

人は自分で決めたと認識していれば、「あなたがそう言ったから、
わたしは決めた。あの時、本当は納得していなかった。」などと
後で責任を転嫁されることはありません。

交渉事の最後では、相手を説得するのではなく、
「いかに納得させるか!」が最大のキーポイントになります。

つづく

次回は

「行き詰まりを打開する、最後のきめ言葉!」

というテーマでお話します。


投稿時間 : 2007年06月20日 16:04

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