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【立退き交渉と滞納家賃の回収!その5】

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【家賃の回収よりも明け渡しを求める!】

家賃を3ヶ月以上滞納した場合、わたしは家賃を回収することより、
立ち退いてもらう方法を考えます。わたしの経験では、
家賃を3ヶ月以上滞納した人で最終的に家賃を精算できた人は、
ほとんどいません。

家賃の回収にあまりこだわり過ぎると、更に傷口を大きくしてしまいます。
少し変わった実例をお話します。

■実例4

依頼者の方は、当初、友達の紹介でDさんに正式な
契約書を結ぶ前に部屋を貸しました。その後、Dさんと契約を
結ぼうとしたら、Dさんとは連絡がとれなくなり、まったく身元が
分らない入居者が住みついてしまいました。

わたしが依頼を受けたとき、家賃は6ヶ月間滞納している状態でした。
このように相手の素性がまったく見えないときは、わたしの経験上、
後に大きなトラブルになる可能性が大きいので、家賃の回収よりも
即刻立ち退いてもらうことを考えます。

早速わたしは実例1の基本どおり、大家さんの依頼により
「滞納家賃の件で話がしたい」ことを滞納者に伝えるため、
相手の自宅を訪れました。

しかし、いつものパターンどおり何度か相手に書面を渡し、
私のメッセージを伝えましたが、まったく連絡がありません。
わたしはまた、実例1のときのように赤い字で

『名前がわからない入居者の方へ。
 本日連絡がない場合は即刻法的手続きをとります。』

と一言、相手へわたしのメッセージを伝えました。

しかし、わたしへの連絡は一度もありませんでしたが、
驚いたことに次の日に6ヶ月分の家賃60万円を振り込んできました。
結局、お金はあるが支払いをしない滞納者でした。

しかし、今回は明け渡しが目的であったため、
今回は「お金の問題ではないこと」「すぐに部屋を
引き渡してほしいこと」を伝え、3ヶ月後には引越してもらいました。

このような方はまた同じことを繰り返します。
家賃の回収より、基本は明け渡しを求めることです!

つづく


投稿時間 : 2007年06月25日 17:04

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