川崎市川崎区の不動産会社「センチュリー21平和開発」


センチュリー21 平和開発株式会社
不動産コラム


« 「地震特集 その9」~高層マンションは地震に対して安全なのか?NO2~ | メイン | 【建物(モノ)はなぜ?壊れてしまうのか? その3】~タイタニック号はなぜ?沈没してしまったのか?~ »

「地震特集 その10」~耐震偽装事件よりもはるかに恐ろしい問題!!~

EQ158.jpg

『地震特集』~耐震偽装事件よりもはるかに恐ろしい問題!~

現在、耐震データ偽造マンションが世間を騒がせていますが、
実は日本には大きな地震が起きた場合、
もっと深刻な問題があります。

それは、ある時期に建設されたコンクリートの劣化の問題です。

コンクリートは本来70年や80年程度は十分もつ材料なのですが、
日本では高度成長以来、海砂の使用・アルカリ骨材反応、
水で薄めたコンクリートや手抜き工事などの要因で、
コンクリートの劣化が急速に進んでしまった建物が数多くあります。

阪神淡路大震災で倒壊した高速道路や新幹線などは、
明らかな手抜き工事や異常なコンクリートの劣化
と見られる現場が多数あったのにも関わらず、ほとんど
検証もされず解体され、復旧されてしまいました。

また、新宿の歌舞伎町や巷に溢れる、耐震性や緊急時の
非難などに問題がある違法建築の群れは、ひとたび
大地震が起きれば甚大な被害を発生させることは
阪神淡路大震災でも明らかです。

しかし、これらの問題は現状をそのまま放置してきた
国や行政の責任が絡み、また、とても大きな社会問題になり、
国民に大きな不安をあたえるため、国も改めて大きな問題
として取り上げようとはしません。

しかし、本当は耐震データ偽造問題より、はるかに深刻な
社会問題であることは間違いありません。
 
地震国、日本に住むわたし達は、いつ起きてもおかしくない
大地震に対して、今、何をすべきか?何が出来るのか?
もっと危機感をもって

「大切な家族や我が身を守る方法」

を考えなければなりません。

以上少し視点を変えて地震と建物についてお話しました。
是非、参考にして下さい。
本日をもって『地震特集』を終了します。

最後までお付き合い頂き有難うございました。


『地震特集』参考引用文献
 「地震とマンション」西澤英和・円満字洋介  ちくま書店
 「凶器にになる家ならない家」金谷年展 日経BP
 「地震に強い家」日経アーキテクチュア編 日経BP
 すぐに役立つマンション管理ガイド」日経アーキテクチュア編 日経BP

なお、7月より

『建物はなぜ壊れてしまうのか?』~世界貿易センタービルはなぜ崩壊したのか?~
というテーマでお話します。宜しくお願いします。

今月は、不動産をキーワードに

「映画や本を題材に」

少しやわらかい話題でお話します。是非読んで下さい。


投稿時間 : 2007年06月20日 11:39

カテゴリー
最近のエントリー
Copyright c 2006 平和開発株式会社 Corporation All rights reserved.